上下水道インフラの配管は口径が大きく重量のある管が多いため、現場での切断・溶接・塗装作業は危険が伴い、非効率になりがちです。あわせて公共工事は設計変更が少なく設計通りにユニット化しやすいこと、品質基準・検査が厳しく工場加工の方が有利であることから、大口径管をあらかじめ工場で製作・検査したうえで現場据付だけを行うユニット化のニーズが高まっています。耐食性・耐久性に優れた塩ビ・PE粉体ライニングなどの材質を工場加工しておくことで、現場施工の手間を減らし、運転開始までの期間を短縮できる点も特徴です。
佐賀県玄海町の下水処理場では、設備故障により処理場が水没し、バキュームによる応急対応も限界に達する事態が発生しました。そこでセイスイ工業が緊急出動し、500㎥タンク2棟で下水を一時貯留しながら、仮設水処理プラント「Habuki」を迅速に導入する対応が取られました。
Habuki導入後はBODを15分で70%以上削減し、最終的にはBOD1mg/L以下の水質を達成。法令・施設基準を大幅にクリアし、海洋放流と現場復旧を実現しています。既存の配管・処理設備が使えない非常時にも、仮設のユニットで水処理機能を代替できることを示す事例です。
下水処理場の水処理設備については、廃液・排水処理ユニット(排水中和・水質管理)もあわせてご覧ください。
金町浄水場(高度浄水施設)は、浄水場・配水池分野における須藤工業の施工事例です。水道インフラ向けの鋼管製作や現場施工に対応できる点がわかる内容で、浄水場や配水池のように安定供給や耐久性が求められる設備で加工管を検討している場合の参考になります。
寒川町大曲小出川鋼管水管橋は、水管橋の製作から架設までを一貫して手がけた事例です。大径管・異形管の製作から据付工事まで対応できる体制を持つメーカーを探している場合の参考になります。
当メディアは加工管メーカーを特集したメディアです。上下水道・水処理設備に適した配管ユニットの導入や入れ替えを検討している方は、是非お役立てください。
引用元:シンテック公式HP
https://shin-tech.jp/business/prefab/
継手内側の保護層を一体で成形した構造を採用。内側に保護層を重ねる従来の継手と違い、洗浄しても浮きや剥がれが起きない。剥離片による異物混入や製品の廃棄を防ぐ。
| 対応材質 | 鋼管、ステンレス、ポリエチレン、ナイロン、硬質塩化ビニル |
|---|---|
| 加工技術 | つば出し・バーリング・ルーズフランジ・ネジ切りなど |
引用元:ノーラエンジニアリング公式HP
https://www.nowla.co.jp/
溶接を使わないつば出し加工とフランジ接合で、強度の高い継手構造を採用。消防認定※を受けた継手部が高い密着性を確保することで、瞬間的な加圧でも破裂や漏れのリスクを抑えられる。
| 対応材質 | 鋼管、ステンレス、ライニング管 |
|---|---|
| 加工技術 | つば出し·溶接·ネジ切り·フランジ·グルービングなど |
引用元:カワトT.P.C.公式HP
https://www.kwt-tpc.co.jp/prefab/
止水栓と継手を一体化した構造で、本来現場で行う締め付け作業が不要。ワンタッチ接続のため、配管を差し込むだけで固定できる。体が入りにくい狭い場所でも、工具を使わず短時間で施工することが可能。
| 対応材質 | ポリエチレン、ポリブテン、エルメックス樹脂管 |
|---|---|
| 加工技術 | 曲げ加工·切断加工·継手組込みなど |
※参照元:ノーラ・エンジニアリングHP(https://www.nowla.co.jp/download/certificate.php)