上水道を中心にNCP(ナイロンコートパイプ)を独自開発した東海鋼管。製造から施工・メンテナンスまで幅広い事業を手がける水道用鋼管の加工管メーカーです。このページでは、東海鋼管が手がける加工管の強みや技術内容、製品情報、実績などについてご紹介しています。
ナイロン12樹脂を用いた流動浸漬粉体塗装により、複雑な形状にも均一な塗膜を形成するNCPナイロンパイプコート。溶剤を使わない製法のため環境への影響も少なく、食品衛生試験に合格していることから飲料水配管にも使用が可能です。
東海鋼管は、加工管の製造・販売にとどまらず、設計・開発から工事施工、メンテナンスまでを社内で一貫して対応。配管に関するトータルな課題を一社でまとめて相談・依頼することが可能です。
東海鋼管は、加工管の製造だけでなく、設計・開発、施工・工事、メンテナンスまで対応できる体制を整えています。水道施設やプラント配管では、現場条件に合わせた寸法・形状・防食仕様が求められるため、製造前の設計段階から相談できる点は大きな特徴です。
東海鋼管の岐阜工場では、ナイロンコーティング鋼管、ナイロンコーティング鋼管異形管、ステンレス鋼管、ステンレス鋼管異形管、塗覆装鋼管、塗覆装鋼管異形管、水管橋、保温二重管などを主要生産品目としています。
また、全自動プラズマパイプ切断機、NCレーザー加工機、自動パイプ切断開先加工機、ロボット溶接機、パイプ自動溶接装置、TIG溶接機、流動浸漬槽、ウレタン発泡装置などを備えており、切断・開先・溶接・塗装・保温まで幅広い加工に対応しやすい設備構成となっています。
姫路工場は、大口径管の製造を行う生産拠点です。公式サイトでは、鋼板をパイプ状に成形し、溶接・切断・組立などを行う製缶工程から、塗覆装鋼管に対応できる塗装まで一貫したラインを構築していると説明されています。
主要生産品目には、塗覆装鋼管、塗覆装鋼管異形管、板巻き管、ステンレス鋼管、ステンレス鋼管異形管、一般鋼構造物、漸縮管などがあります。大口径の配管や特殊形状の加工管を検討する場合は、対応できる口径・形状・塗覆装仕様を事前に確認することが重要です。
加工管は、製造後の寸法や外観だけでなく、防食層の状態、溶接部、耐圧性などの確認も重要です。東海鋼管の設備紹介では、X線透過検査装置、ピンホール探知機、超音波探傷器、膜厚計、水圧テスター、自記圧力計、管内カメラ、内視鏡などの計測機器が紹介されています。
水道施設やプラント配管では、施工後に不具合が起きると補修範囲が大きくなりやすいため、加工段階での品質確認が欠かせません。東海鋼管に加工管を相談する際は、必要な検査項目や納入仕様まで合わせて確認すると、現場での確認作業や手戻りを抑えやすくなります。
東京支店・姫路工場・本社(総務部・技術部)ではISO9001を取得済み。日本水道協会指定検査工場の認定も受けるなど、水道施設向けの加工管を高い基準のもとで製造しています。
2024年1月、水管橋などの配管設備における地震時の離脱・損傷を防ぐために開発された耐震型特殊フランジの特許登録が完了。耐震補強を求める現場に対し、有効な選択肢を提示しています。
ナイロン12樹脂の流動浸漬粉体塗装でコーティングした加工管です。複雑な形状でも均一な塗膜を形成することが可能。外部からの腐食電流を遮断する高い絶縁性能、および飲料水対応の安全性を兼ね備えている点も特徴です。
断熱材に硬質ポリウレタンフォームを使用した凍結防止用の加工管です。一体製作により現場での接続箇所が減少し施工性が向上。特殊形状品にも対応しています。
東海鋼管の加工管は、上水道を中心に、屋外配管、水管橋、凍結対策、耐震補強など、水道施設で起こりやすい課題に合わせて選びやすい点が特徴です。製品ごとに防食性、施工性、保温性、耐候性などの強みが異なるため、導入時は使用環境と必要な機能を整理して選ぶことが重要です。
NCPは、ナイロン12樹脂を流動浸漬粉体塗装でコーティングした加工管です。東海鋼管の公式サイトでは、ショットブラスト、洗浄、プライマー塗布といった前処理を行い、安定した流動槽でナイロン12樹脂をコーティングすることで、複雑な形状にも均一な塗膜を形成できると説明されています。
また、溶剤を使用しないことや、食品衛生試験に合格していることも示されています。飲料水配管や水道施設で、防食性と水質への配慮を両立したい場合に検討しやすい加工管です。
東海鋼管のSUSステンレスパイプは、独自開発した溶接機と溶接資格を持つ技術者による溶接を行う製品として紹介されています。公式サイトでは、プレファブ加工製品により現場での溶接箇所を省略し、施工性を向上できると説明されています。
ステンレスパイプは耐久性や耐熱性に優れ、摩擦損失が少ない点も特徴です。工場やプラント、設備配管などで、現場作業を減らしながら品質を安定させたい場合は、SUSの加工範囲やプレファブ対応の可否を確認するとよいでしょう。
屋外配管や水管橋では、腐食だけでなく紫外線、凍結、施工条件への対応も重要です。東海鋼管の製品情報では、CCPセラミックスコートパイプ、NFPノンフリージングパイプ、TCSP塗装管、アクアレックス、水管橋、TSJなどが紹介されています。
たとえばNFPは硬質ポリウレタンフォームを断熱材に用いた凍結防止用の加工管で、一体製作により接続箇所を減らせるとされています。屋外や寒冷地で使用する場合は、防食仕様だけでなく保温・耐候・接続方法まで確認することが大切です。
公式HPの会社概要では、主な納入先として「関係各省庁、各都道府県市町村及び民間企業」と記載されており、特定の機関名・企業名は明記されていません。
実績紹介ページには、三重県菰野町・大阪府堺市・埼玉県熊谷市・鳥取県米子市など、全国各地の水道施設における水管橋・場内配管・耐震補強・修繕などの施工事例が掲載されています。また、事業対象の分野としては、上下水道・簡易水道・専用水道・農業用水道・工業用水道・農業集落排水・工場・プラント関連が挙げられています。(2026年3月調査時点)
参照元:東海鋼管株式会社公式HP
配管の腐食・劣化、凍結対策、耐震補強といった水道施設の課題に対し、東海鋼管はNCPをはじめとする多様な加工管と設計・施工・メンテナンスを一貫体制で対応しています。用途に合った加工管選びについても随時相談可能です。
1970年の創業以来、上水道を中心とした鋼管加工・販売を手がけてきた東海鋼管。NCP(ナイロンコートパイプ)の独自開発を経て事業を拡大し、現在は加工管の製造から工事・メンテナンスまで一貫して対応しています。
| 社名 | 東海鋼管株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒457-0005 愛知県名古屋市南区桜台二丁目5番24号 |
| 設立年 | 1973年 |
| 電話番号 | 052-822-8577 |
| URL | https://www.tokaikoukan.co.jp/ |
| 品質保証体制 | ISO9001(東京支店、姫路工場、本社(総務部、技術部)に限定)/日本水道協会指定検査工場(登録番号:D-57号) |
引用元:シンテック公式HP
https://shin-tech.jp/business/prefab/
継手内側の保護層を一体で成形した構造を採用。内側に保護層を重ねる従来の継手と違い、洗浄しても浮きや剥がれが起きない。剥離片による異物混入や製品の廃棄を防ぐ。
| 対応材質 | 鋼管、ステンレス、ポリエチレン、ナイロン、硬質塩化ビニル |
|---|---|
| 加工技術 | つば出し・バーリング・ルーズフランジ・ネジ切りなど |
引用元:ノーラエンジニアリング公式HP
https://www.nowla.co.jp/
溶接を使わないつば出し加工とフランジ接合で、強度の高い継手構造を採用。消防認定※を受けた継手部が高い密着性を確保することで、瞬間的な加圧でも破裂や漏れのリスクを抑えられる。
| 対応材質 | 鋼管、ステンレス、ライニング管 |
|---|---|
| 加工技術 | つば出し·溶接·ネジ切り·フランジ·グルービングなど |
引用元:カワトT.P.C.公式HP
https://www.kwt-tpc.co.jp/prefab/
止水栓と継手を一体化した構造で、本来現場で行う締め付け作業が不要。ワンタッチ接続のため、配管を差し込むだけで固定できる。体が入りにくい狭い場所でも、工具を使わず短時間で施工することが可能。
| 対応材質 | ポリエチレン、ポリブテン、エルメックス樹脂管 |
|---|---|
| 加工技術 | 曲げ加工·切断加工·継手組込みなど |
※参照元:ノーラ・エンジニアリングHP(https://www.nowla.co.jp/download/certificate.php)